今から約10年前にSteamで発売され大ヒット。PS3、XBOX360にも移植された名作パズルゲーム、”Braid”の紹介をします。
「それでどんなゲームなの?」と聞かれたら2Dマリオ系パズルゲームというジャンルが一番近い。
例によって紹介PVを見て頂きたい。
PVはプレイ映像が少ないので合わせてこちらも
XBLA用ソフト「BRAID」 プレイ動画
紹介動画の通り、このゲームのユニークポイントは時間を自由に巻き戻せることだ。
マリオブラザーズを想像して欲しい。クリボーに当たってミスになってしまっても、不意に出てきたパックンフラワーにぶつかってしまっても、このゲームはどこでも好きなときに好きなタイミングまで時間を巻き戻せる。
そしてそのギミックがBraidのパズルの根幹を成している。ゲームのクリア条件は各ステージに散らばったパズルのピースをすべて集めること。
しかしパズルのほとんどは普通には行けない高い足場にあったり、敵やトゲなどのトラップで通れない場所にある。それを解決するのが時間を巻き戻す能力だ。リスポンしない敵や巻き戻しの干渉を受けない一部のオブジェクトなどをうまいこと利用して突破する。
序盤は簡単にホイホイパズルのピースが取れるが中盤からギミックが複雑になり難しくなってくる。中にはたった1ピースのパズルを入手するのに一時間以上悩んでしまうこともあるだろう。
だが答えが分かったときは本当に気持ちがいい。パズルをゲットすると同時にプレイヤーは頭の中のパズルもカチッと噛み合う感触を受けるだろう。
ピース取得に関係ないオブジェクトもほとんどない、同じ解放で取れるピースも2つとしてない。この記事のタイトルで美しいパズルゲーと評した所以はここにある。
しかし、Braidの面白さはここだけではない。
私はBraidのパズルと同じくらいBraidのストーリーも好きだ。
ここについてはネタバレを含むので多くを語ることはできない、もしかしたら本のようなテキストを読むだけのこのゲームのストーリーは退屈に感じられるかも知れない。
でもこれだけは言いたい。
もし時間が戻ってあの日に戻れるなら…?、あの日の決断をなかったことにできるなら…?という他愛のない妄想に対する一つの答えをBraidは与えてくれるかもしれない。
(でも確かに考察サイトなしだとほとんどストーリー分からないってのはあるけどね)
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