『セレステ-Celeste』私が死にゲーを攻略して得たもの(レビュー)

Celeste

そろそろ春ですね。プラタです。
先日、Steam,Switch,PS4等で配信中のインディーアクションゲーム「Celeste」を一通りクリア(C面クリアまで)したのでちょっとした感想を書いていきます。

Celesteってどんなゲーム?という方はSteamのPVや私が過去に書いた紹介記事を参照して下さい。

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5298

5298
この数字は私がCelesteの全ステージを攻略するまでに死んだ回数。
つまり総死亡回数です。

ドクロマークの列が死亡回数

裏面含めて全部で24ステージあるので5298÷24=220.75で1ステージあたり約220回死んでいることになります。

評判の通り、Celesteはかなり難しいアクションゲームで何度も何度も死にまくって死にまくって指に操作を叩き込んでいくタイプの死にゲーでした。

各ステージクリアするとリザルト画面で死亡回数が表示されるのですが、表面(A面)でも死亡回数100回を超えることがちらほら。
ある条件を満たして解禁される裏面になってくると死亡回数は200回や300回になっていき、500回を超えることもありました。

死亡回数表示の一例。このステージでは506回も死んだ。

普通のアクションゲームでこんなに数百回も死んでいたら多分もう投げていることでしょう。
例えばダークソウルやスーパーマリオ64のとある1ステージが100回死なないとクリアできない程難しかったとしたら…
ほとんどのプレイヤーは途中で投げてしまいますよね?

それでもめげずに挑戦できるのは死んだときのリトライがやたら速くて残機無限というCelesteのゲームシステムのおかげですね。

あまりにもリトライの早いゲームなので、100回死んだステージでもリザルトを見るまでの体感では50回くらいしか死んでなくね?って思ってました。(そしてリザルトを見て驚嘆するまでがテンプレ)

死にゲーの先に得たもの

さて、Celesteをクリアしたあと私は少し振り返ってみました。

数千回も死んだ後にこのゲームをクリアしたことにはどんな意味があったのだろうか?ということです。
言い換えると、死にゲーをクリアして私は何を得たのでしょうか?

Celesteの攻略法でしょうか?トゲだらけの道を切り抜ける方法でしょうか?ダッシュジャンプで最大飛距離を出すためのコツでしょうか?

確かにこれらのものは全て得ました。むしろ手に入れないとクリアできませんでした。
しかし、これらのものはCeleste以外のゲームでは無意味です。ましてや現実世界では何の役にも立たないものです。

私は単なるゲームの攻略法以上のものをCelesteから得ることができました。

それは自分自身です。

自分が熱心なアクションゲーマーであり、困難なゲームをクリアすること自体に喜びを感じる生き物だということを、Celesteを通じて得ることができました。

裏面最終ステージのゴール直前に出てくる老婆のセリフ。ここまでたどり着いたプレイヤーの心境を代弁しているような。

登山の比喩

「人生とは山登りのようなものだ」といった風に、人生を登山に例える比喩を時々耳にします。

Celesteも立派な山登りゲーです。
「主人公マデレンが自分探しのためにセレステ山の頂上を目指す」というのがストーリーの大枠です。

そして、セレステ山の登山は私にとってアクションゲームの面白さの本質を思い出させてくれました。

例えばそれは難所をくぐり抜けるとき

この先には一体何があるのだろう?クリアしたら何が待っているのだろう?そんなことを考えながら私はプレイしてました。

やがて、プレイ中の私はセレステ山ではなくアクションゲームそのものという大きな山を登っていたような錯覚を起こしていました。

そして頂上までたどり着いたとき、今までクリアした数々のゲームを振り返りながら、アクションゲームが大好きな自分自身を顧みていました。ある種の達成感とも言える不思議な体験でした。

一介のアクションゲーマーとしてCelesteは非常にお気に入りのゲームです。

アクションゲーム好きならぜひやってみて下さい。
いかなる時でも、セレステ山はゲーマーたちに相応のものを与えてくれるでしょう。

製品情報

タイトル・・・Celeste(セレステ)
配信日・・・2018年1月25日
開発・・・ Matt Makes Games Inc.

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